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戸建住宅を購入する際どれを選べばいい?!フルオーダー住宅・セミオーダー住宅・建売住宅の違いについて

戸建住宅を手に入れる方法

戸建住宅を手に入れる方法は、大きく分けると「家を買う」と「家を建てる」の二通りがあります。さらに細かく分けると、中古住宅を買ったそのまま住む、中古住宅をリノベーションして住む、新築住宅を買って住む、注文住宅で新築、自由設計住宅で新築などさまざまな方法があり、予算やライフプラン住みたい家のイメージなどに合わせて選ぶことができます。
今回は、戸建住宅の入手法として一般的な「フルオーダー住宅」「セミオーダー住宅」「建売住宅」の違いについてご紹介します。

 

フルオーダー住宅とは

服のフルオーダーでは、作る服のデザインを決め、使う生地を決め、体のサイズを採寸し、その人の体格に合わせて型紙を作って仮縫いを行った後、試着して微調整して本縫いというように、すべてを一から決めて専用の型紙を作り、その人の好みや体格にぴったりの服を作ります。
フルオーダー住宅もこれと同じで、間取りや住宅設備のメーカーはもちろん、雨どいの色や窓サッシの色と素材、壁と天井の間につける回り縁の種類など、家を構成するすべての要素を決め、細かい打ち合わせを繰り返しながら世界に一つだけの家を作り上げていきます。
あらゆる要素を自分で決められるため、細部までこだわった家を作りたいという方に最適ですが、決めることが多いため時間や手間がかかるだけではなく、費用がかさみやすく予算オーバーになることがあります。

 

セミオーダー住宅とは

セミオーダー住宅は、住宅会社がデザインや間取り、住宅設備などをある程度決めている中から自分にあったものを選んで組み合わせて作る住宅のことです。
服に例えると、何種類かある生地から好みの色柄を生地を選び、既存の型紙を体格に合わせて調節して作るようなものです。
フルオーダーほどの自由度はありませんが、いくつかある選択肢の中から好きなものを選んで組み合わせていく方式のためある程度の自由度があるだけではなく、建築計画を立てやすいため手間や時間も減らすことができます。ただし、自由度の高さは住宅会社によって異なるため、業者を選ぶときはどのようなプランや選択肢が用意されているか確認してから決めるとよいでしょう。
また、セミオーダー住宅はフルオーダー住宅よりも建築費用を抑えやすいだけではなく、住宅会社が建材などをある程度決めているため予算の見通しが立てやすいのも特徴です。ある程度こだわりながら費用や手間を抑えて家を手に入れたいという方に適しています。

 

建売住宅とは

フルオーダー住宅やセミオーダー住宅は、間取りや建材など自分で選んで家を建てますが、建売住宅はすでに完成している家を買うという点が大きく違います。
家がすでに完成しているため、間取りや設備を自分で決めることはできませんが、家が既にある状態なので設備の使用感や動線などを実際に確認することができ、購入したらすぐに住めるという特徴があります。
こだわりなどは特になく、すぐにでも住める家が欲しいという方に最適です。

 

まとめ

ライフスタイルや家族構成などを正確に把握し、住みたい家のイメージを具体的にしていれば、フルオーダー、セミオーダー、建売のどの方法を選んでも理想的な家を手に入れることはできます。
しかし、何のイメージもないまま家を買ったり建てたりすると失敗する可能性が高くなります。
まずは「どんな家に住みたいか」をしっかり決め、それに合った方法を選ぶとよいでしょう。

 

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