新築一戸建てのカーテン選びのポイント4つ。
新築のカーテン選びは難しい
窓の大きさや開閉方式、壁紙や床といった内装デザインを選んだあとに決めるのがカーテンです。すでに使用している部屋のカーテンを決めるとき、置いている家具の色やデザインに合わせて選ぶことができるため、比較的簡単にカーテンを選ぶことができます。
しかし、新築の場合は家具などが置かれていない状態、実際に使用していない状態でカーテンを選ばなくてはならないため、選び難いと感じたり、いざ住み始めてから「失敗した…」と感じることがあります。
新築一戸建てのカーテンを選ぶとき、どのようなところに注意すればよいのでしょうか。
部屋のタイプや広さ
カーテンには一般的なドレープカーテンのほかに、ロールスクリーンやブラインドなどがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。さらに、ドレープカーテンの場合はヒダの量、ロールスクリーンなら開閉方式、ブラインドであれば羽の素材や幅でによってデザイン性や利便性、必要なスペースなどが違います。
例えば、昔ながらの和室であれば一般的によく使われるドレープカーテンは雰囲気が合わないと感じるかもしれません。また、ヒダが多いドレープカーテンはゴージャスな雰囲気がありますが、狭い部屋では圧迫感を感じることがあります。
まずは、部屋のタイプと広さにあったカーテンを選びましょう。
カーテンの機能
デザインだけで選んでしまいがちなカーテンですが、単なる装飾ではなく外部からの視線や日光、音などを遮断するという役割も持っています。そのため、取り付ける場所の用途に合った機能を持ったカーテンを選ぶことも重要になります。
例えば、日光が降りそそぐリビングは、夏は気温が上がって暑かったり日光がまぶしいと感じたりするかもしれません。熱や光を防ぐため、遮熱や遮光機能を持ったカーテンを選ぶとよいでしょう。
また、夜勤などで昼に寝ることが多い場合、寝室にも遮光と遮音機能がついたカーテンを使うなど、ライフスタイルに合わせて選ぶことも大切です。
壁や床との相性やバランス
カーテンが部屋に占める面積の割合は窓の大きさによって変わりますが、想像以上に広いということが多く、色柄によっては部屋に圧迫感が出たり、部屋全体がチグハグな印象になったりします。カーテンの色柄は、壁や床、天井との相性やバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
予算
一戸建てはマンションなどに比べると部屋や窓の数が多くなります。そのため、カーテンを取り付けるべき場所も多く、コストがかかってしまいます。
優れた機能を持つカーテンやデザイン性にこだわったカーテンは価格が高い傾向があるため、全ての場所に同じカーテンを使うと予算オーバーになる可能性があります。
場所によって機能やデザインを使い分けるなどの工夫で予算を抑えるとよいでしょう。
まとめ
カーテン選びに失敗しても市販のカーテンにサイズが合うものがあれば簡単に交換することができます。
しかし、オーダーしないとサイズがない場合などは交換の手間やコストが多くかかってしまいますので、新築のカーテン選びは部屋の広さや使い方をイメージして、ライフスタイルに合うものを選びましょう。