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天然木のウッドデッキ、フェンスなど木の設備にはシロアリがつきやすい?日常でのシロアリ予防策4つ。

自分でできるシロアリ予防

ウッドデッキや木製フェンスなど、木の設備を使っていると気になるのがシロアリ被害です。木だけではなく紙や畳などを食べてしまうほか、時にはコンプリートやプラスチックも食害するシロアリの被害に遭うと、家の耐久性が落ちて地震などの際に家が倒壊するなどのリスクが高まってしまいます。

シロアリ被害を減らすためには、なんといってもシロアリが浸入するのを予防するのが一番ですが、日常ではどのような点に注意すればよいでしょうか。

今回は、日常でできるシロアリ予防策を紹介します。

切り株や朽木を放置しない

シロアリは森などに住んで枯れた木を食べ、分解する役割を持つ昆虫です。そのため、材木や剪定後の枝、切り株などはシロアリのエサとなり、庭などに放置しているとシロアリを呼び寄せる可能性があります。切った枝や木材の残材、朽木などを庭などに放置しないようにしましょう。

また、切り株は放置せず根から抜き取ることも重要です。根が浅い木であれば自分で掘り起こすこともができますが、自分で抜くのが難しい場合は業者に依頼しましょう。

壁のヒビや穴を補修

壁にヒビや穴が空いているとそこからシロアリが侵入し、壁の内側は柱、床のフローリングなどを食害する可能性があります。壁だけではなく、床下の基礎などにヒビや穴が見つかった場合はできるだけ速やかに補修しましょう。

鉢やプランターは定期的に動かす

庭や玄関周りなどに置いてある鉢やプランターの周囲は湿度が高く日当たりや通気性も悪いため、シロアリにとって格好の隠れ場所となります。鉢やプランターは置きっぱなしにせず、定期的に動かして湿気をためないようにしましょう。

また、トレリスなど大きくて動かすのが難しいものは防腐・防蟻効果のあるものを選ぶとよいでしょう。

換気口の周りを整頓する

床下換気口の周辺に物が置いてあったり、落ち葉や泥などが詰まっていたりすると通気性が悪くなり床下の湿度が上がってシロアリが住みやすい環境となってしまいます。特に、田んぼが近くにある場所や元は田んぼだった場所は床下の湿度が高くなりやすいため、湿度が上がらないよう注意する必要があります。

換気口の周りを整頓して通気性をよくするほか、必要に応じて床下換気ファンを設置してもよいでしょう。

まとめ

シロアリを予防するには、シロアリを呼び寄せる要因を作らないことと、シロアリが好む環境を作らないことが特に重要です。シロアリのエサになるものを家の外に置かない、シロアリの侵入経路を作らない、換気などをしっかり行うなど、日常の対策でシロアリから家を守りましょう。

 

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