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注文住宅の別途工事費とは何ですか?諸費用とは違うものですか?

本体工事費以外の費用

注文住宅を建てるときはさまざまな費用が掛かりますが、大きく分けると「本体工事価格」「別途工事費」「諸費用」にわけることができます。

それぞれがどの程度かかるかは条件によって異なりますが、別途工事費は総工事費の二割程度といわれており、金額にするとかなりの高額となります。

別途工事費とは一体どのような費用なのでしょうか。

別途工事費とは

別途工事費とは、住宅建築に必要な工事のうち住宅本体の建築工事以外の工事のことです。そのため、別途工事費ではなく「関連工事費」「付帯工事費」と呼ばれることもあります。

どのような別途工事が発生するかは家を建てる土地の条件などによって異なりますが、古い家の「解体工事費」、土地を平らにならしたり擁壁を設けたりする「造成工事費」、「地盤改良工事費」「上下水道・ガス引込み工事費」、「外構工事費」、カーテン取り付けやエアコン、照明器具の設置といった「その他工事費」などが別途工事費に含まれます。

地盤改良工事など専門的な技術を必要とする工事費用を抑えることは難しいですが、カーテンや照明の取り付けは自分で行う、エアコンの取り付けは販売店の取り付けサービスを利用するなどすれば費用を抑えることができます。

諸費用との違い

別途工事費はその名の通り「工事費用」ですが、諸費用は工事の費用ではなく各種手続きなどにかかる費用をさします。

仲介手数料や登記費用、印紙代、火災保険料、住宅性能評価書などの取得費用、家具や家電の購入費、仮住まいや引っ越しにかかる費用など、住宅取得にかかる工事費以外の費用が諸費用だと考えておくとよいでしょう。

また、別途工事費は見積に記載されますが、諸費用は見積書に記載される分と記載されない分(引越しや仮住まいの費用、家電・家具の購入費など)があるのも違いの一つです。

別途工事費は契約によっては住宅ローンに組み込むことが可能ですが、諸費用は住宅ローンに含めることができず、原則現金払いになるという点も異なります。自分で登記を行うなどすれば費用を抑えることとはできますが、印紙代などは抑えられないのである程度まとまった金額を用意しておきましょう。住宅ローンに付随する「住宅諸費用ローン」を利用できることもありますが、金利が高いため現金払いが理想です。

まとめ

広告などに記載されている新築住宅の価格は住宅本体の建築工事費や取得費用であり、別途工事費や諸費用は含まれていません。

そのため、見積額が思わぬ高額になって驚くこともあるでしょう。費用が高すぎると感じたり、どのような費用かわからない感じたりしたときは業者に質問して内容を確認しておきましょう。

 

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