一覧に戻る

新築の際に入る火災保険。少しでも安く入りたい…火災保険の割引色々。

意外と負担が大きい火災保険

家を新築したときに加入する火災保険は費用負担が大きく、できれば加入したくないと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、住宅ローンを利用する場合、多くの金融会社は火災保険の加入を義務づけているため、加入を避けることはできません。保険料を少しでも安くするために、保障内容の見直しや保険会社選びだけではなく、割引制度も活用できるとよいですね。火災保険の割引にはどのようなものがあるのでしょうか。

新築割引

ほぼすべての保険会社で利用できる割引制度です。新築、あるいは築年数が10年未満などの条件を満たしていると保険料の割引を受けることができます。

 オール電化住宅割引

オール電化割引は、その名の通りオール電化住宅が受けられる火災保険の割引制度です。住宅火災はガスや石油などを利用しているときに起こりやすいため、火を直接扱わないオール電化であれば、火事のリスクを低くすることができます。

そのため、調理、空調、給湯などを電気によって行うオール電化住宅の保険料を引き下げようというものです。

耐火性能割引

外壁の耐火時間が60分以上、または45分以上に該当する建物が受けられる割引制度です。

ホームセキュリティ割引

火災保険だけではなく、ホームセキュリティサービスも提供している業者の場合、ホームセキュリティと同時契約すると割引を受けることができます。

火災保険は名前から「火事に特化した保険」というイメージがありますが、実際は犯罪行為などによる住宅損害も補償する保険です。

ホームセキュリティに加入していると放火や窃盗などの被害に遭うリスクが低くなるため、保険料の割引を受けることができます。

ノンスモーカー割引

「煙草の火の不始末」は住宅火災の原因として多いものです。住人に喫煙者が一人もいない場合、煙草の火の不始末による火災は起こる心配がありません。そのため、保険料の割引を受けることができます。

団体割引

どの業者の火災保険に加入するかは自由に決めることができますが、住宅ローンを提供している金融機関が火災保険を提供していたり、保険会社と提携していたりする場合、金融機関が措定する火災保険に加入すると割引を受けることができます。

まとめ

火災保険の割引制度は、保険会社によって制度の有無が異なるだけではなく、加入条件や割引率、割引を受けられる期間などにも違いがあります。割引を受けるために提出しなければならない書類なども異なりますので、詳しくは各保険会社に問い合わせるとよいでしょう。

また、このような割引制度は加入者が申請しないと受けられないのが一般的なので、割引を受けたいと考えている場合は申請を忘れないよう注意しましょう。

 

そのほかの「よくある質問」はこちら