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新築後の電気・水道・ガスの使用開始時期や方法は?

 

新築住宅のライフライン

賃貸住宅の場合、引っ越ししたあとに連絡するだけですぐに使用できるようになるライフラインですが、新築の家では新しく設置することになるため、手続き内容が少し異なります。

新しい家に引っ越したのは良いけれど、ライフラインの手続きができなくて困ったということがないよう、引っ越しの前にしっかり準備をしておきましょう。

まずは「名義変更」

新築住宅は、正式な引き渡しが行われるまでは住宅を建てる建築会社の持ち物です。

そのため、電気、ガス、水道などの設備も引渡し前は建築会社の名義となっているので、ライフラインを使用するためには、まず「名義変更」をしなくてはなりません。

引き渡し前日までに家がある地域を管轄する水道局や電力会社、ガス会社に連絡をして、引き渡し日から名義が変わるよう手続きを行いましょう。

電気と水道はすぐに使える

電気、水道、ガスはいずれも「現在の住まいでいつまで使うか」「新しい住まいでいつから使うか」を伝え、利用停止と利用開始の手続きを行わなくてはなりません。

水道の場合、同じ市内で引っ越しするなら連絡するのは一カ所でよいですが、市外に引っ越す場合は今の住まいがある地域を管轄する水道局に利用停止の連絡、新しい住まいがある地域を管轄する水道局に利用開始の連絡をしなく手はならないので注意してください。

また、利用開始の連絡をするときに新しい住まいの「住所」と「水栓番号」を聞かれるので、引っ越し前に連絡する場合は事前に水栓番号を控えておくとスムーズです。

電気と水道は利用を開始するに当たり立ち合いなどの必要がないため、利用開始の連絡をするとすぐに使用できるようになります。

引っ越し当日に連絡しても特に問題なく使えることが多いのですが、曜日や時間帯によって連絡が取れないなど、何らかのトラブルが起こる可能性もありますので、できれば引っ越し一週間前までには利用開始の連絡をしておきましょう。

ガスは引っ越し2週間前に要連絡

電気や水道は利用開始手続きをしたあと、自分でブレーカーを入れたり水栓を開けたりするだけで使用できますが、爆発の危険性があるガスは開栓するのに立ち合いが必要です。

そのため、ガス開栓の立ち合い業務が多い時期や曜日、時間帯によっては、使用開始予定日に立ち会いできる職員がいないといった事態が起こる可能性があります。

引っ越し当日にガス会社の職員が来られるよう、引っ越し2週間前までには連絡をして立ち合いの予約を取っておきましょう。

まとめ

ライフラインの使用開始手続きの方法は地域によって違いがありますので、分からないときは不動産屋や建築業者、管轄の電気、ガス、水道会社に問い合わせておくとよいでしょう。

できるだけ早く、準備や手続きをしておくとスムーズに新生活を始めることができますよ。

 

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