防犯対策にもなる外構作りのポイント4つ。
防犯対策にもなる外構作り
家の外構を考えるとき、見た目の雰囲気や利便性と同じくらい気になるのが防犯性の高さです。
防犯性が低いと空き巣などの被害に遭いやすくなり、不安を感じながら過ごさなくてはなりません。
どのようなポイントに注意すれば防犯対策になる外構を作ることができるのでしょうか。
門やフェンスを設置する
家の防犯の第一歩は「侵入させない」ということにあります。そのためにはまず「侵入しにくい」という雰囲気や状態を作ることが重要です。
敷地の周りに門やフェンスを設置するのは侵入を防ぐもっとも基本的な方法といえるでしょう。乗り越えることができない高さのフェンスや鍵がかかる丈夫な門は設置するだけで防犯効果を得ることができます。
また、門や高いフェンスを設置せず、オープン外構にしたいという場合でも低いフェンスなどを設置して境界を明確にしておくことをおすすめします。
境界線をはっきりさせておくことで侵入しにくいという心理的な壁を作ることができます。
死角を作らない
家の敷地をフェンスや門で囲むと侵入を防ぐことができますが、見通しの悪いブロック塀などで囲んだ場合などは万が一侵入されたときに外部から気づきにくくなってしまいます。
フェンスなどを設置する場合は、外からある程度見通せるデザインのものを選びましょう。
また、木などを植える場合はある程度の隙間を作って植えたり、高くなりすぎないよう剪定したりすることで死角ができるのを防ぎましょう。
玄関側はもちろん、庭やカーポート側などにも注意が必要です。
センサーライトや音が鳴る砂利を使う
センサーライトや音が鳴る砂利を使用すると「防犯意識が高い家」という印象が強くなり、侵入しにくいと感じさせることができます。
また、不審者が敷地内に侵入したことを家のなかにいる人や近隣住民が気づくことができるというメリットもあります。
二階への足場を作らない
空き巣の侵入経路は一階だけとは限りません。上階だから大丈夫だろうということからつい施錠を忘れがちになる二階のベランダや窓から侵入されるケースは意外と多いものです。
物置やカーポートの屋根、敷地内に植えた木などが二階への足場にならないよう注意しましょう。
設置するときはある程度距離を設けるのがよいですが、利便性などから家の近くに設置する場合は真上に窓やベランダを作らないといった対策を取るのもよいでしょう。
まとめ
家の防犯性を高めるには外構作りも重要ですが、「窓や門はしっかり施錠する」「外に物を乱雑に置かない」など、日ごろの過ごし方も重要になります。
防犯性の高い外構にしているからと安心せず、日ごろの心がけで犯罪を未然に防いでくださいね。