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コロナ禍で田舎に家を建てる人が増えている理由とは?田舎暮らしのメリットと注意点5つ。

田舎に家を建てる人が増えている

 

新型コロナウイルス感染症が流行している近年、都会を離れて田舎に移住する人が増えているようです。
これは、リモートワークが広まったことで都会に住む必要がなくなった、家で過ごす時間が長くなったことで広くて快適な住宅やインドアの趣味を楽しめる空間の需要が高まったなど、さまざまな要因が重なっていると考えられます。
しかし、都会には都会のメリットとデメリットがあるように、田舎には田舎のメリットとデメリットがあり、「なんとなく住みやすそう」といったイメージだけで移住すると後悔する可能性があります。そこで今回は、田舎暮らしのメリットと注意点をご紹介します。

 

田舎暮らしのメリット

田舎暮らしのメリットは、なんといっても自然が豊かで広々と暮らせるということです。土地が安いため、都会では小さな一戸建てを建てるのが精いっぱいの予算で、庭と駐車スペースがついた大きな一戸建てを建てることができます。
また、土地が広いと隣家との距離を広めにとれるため、近隣住宅の生活音に悩まされにくく、楽器演奏など音が出る趣味も楽しみやすいのも魅力です。

 

田舎暮らしの注意点

一口に「田舎」といってもさまざまな場所があり、土地環境やライフスタイルによっては生活がしづらいと感じることがあります。

 

【自家用車必須であることが多い】

田舎は交通の便が悪く、電車やバスなどの本数も少ないため自家用車がないと生活が難しいというケースも少なくありません。
そのため、自動車運転免許を取得していない人は移住前に取得する必要があったり、生活のために車を購入したりしなければならないことがあります。

 

【病院や商業施設が少ない】

病院や商業施設が少なく生活に不便を感じることもあります。
商業施設が少ない地域の場合、宅配サービスやネットスーパーなどが利用できるかを確認しておくとよいでしょう。
また、地域によっては産婦人科や小児科、救急対応してくれる病院などがないこともあります。子育て世代などは特に、病院がどこにあるか確認しておきましょう。

 

【求人が少なく平均賃金が低い】

都会に比べると求人が少なく平均賃金が低いことが多いため、移住してから就職先を探そうとすると希望通りの仕事につけない可能性があります。その土地で仕事を探そうと考えている場合、ハローワークのサイトなどで求人情報を調べておくとよいでしょう。

 

【意外とお金がかかる】

田舎は都会に比べて生活費が安いというイメージがありますが、実際は必ずしもそうとは限りません。

例えば、土地や家賃がやすくなった分、生活のために車を使うことになってガソリン代や自動車保険料などがかかることがあります。
また、家が広くなったぶん光熱費が高くなることが多いので、断熱性や省エネ性を意識した家を作るとよいでしょう。

 

【地域コミュニティ】

自治会や子供会、お祭りや一斉清掃活動など地域コミュニティが活発な地域では、会費やイベント参加の負担を感じやすくなります。参加は任意となっていても、参加しないと近隣トラブルになることもあるため、人付き合いが苦手、イベントなどには参加したくないという方は、その地域にどのようなコミュニティがあり、どのような活動をしているか調べておくとよいでしょう。

 

まとめ

田舎は暮らしやすいというイメージがありますが、ライフスタイルや求める環境によっては暮らしにくいと感じることがあります。そこがどのような土地か、そこでどのように暮らすかを具体的にイメージし、自分に合った場所を選ぶようにしましょう。

 

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