新築の標準仕様とオプション仕様とは?床暖房など、子育て世代におすすめのオプション仕様6つ。
「標準仕様」は業者によって違う
標準仕様とは、ハウスメーカーや工務店が住宅会社の特徴を伝えたり、施主が家を建てやすくしたりするために決めた仕様のことです。
その内容やグレードは業者によって異なりますが、必要最低限の内容であることが多いため家族構成などによっては不便を感じることもあります。
このような場合、オプションをつけて自分たちによりマッチするようカスタマイズするのが一般的ですが、子育て世代はどのようなオプションをつければよいでしょうか。
床暖房
足元から体を温める床暖房はどの年代にもおすすめな設備ですが、大人よりも体が小さく体温調節が苦手な子どもがいる世帯には特におすすめです。
床暖房には様々な種類がありますが、どの方式でもファンヒーターのように空気を汚さず部屋を均一に温めることができます。火傷や火事の心配もなく、寒い時期も安心で快適に過ごせるでしょう。
パントリー
子どもが乳幼児の頃は買い物に行くのが難しいため、食料や日用品は週に一回程度まとめ買いしているという方も多いでしょう。
しかし、置き場所がないため買える量が制限されている、買ったものでキッチンがごちゃごちゃとしてしまうなどの悩みを抱えるケースも多いようです。
パントリーがあれば何度も買い物に行く手間が省けるだけではなく、買ったものをすっきりと収納でき、在庫の確認もしやすいです。食べる量が多くなる学童期や思春期にも対応できるほか、災害時の備えにもなるので子育て世代には特におすすめです。
シューズクローク
靴だけではなく外遊びの道具やベビーカーなどを収納するのに最適なシューズクロークは子育て世代におすすめのオプションです。
なかでも、子どもが複数いる家庭や女の子がいる家庭、雪が多く降る地域などは靴が多くなりがちなので、大きめのシューズクロークがあるとよいでしょう。
浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機があると、寒いという理由から子どもがお風呂に入るのを嫌がるのを防げるだけではなく、子どもの体や髪を洗っているうちに体が冷えて風邪をひくのを防ぐことができます。
また、天候や時間を気にせず洗濯物を干す場所として活用できるため、洗濯物の量が多い子育て世代に最適です。
食器洗い乾燥機
掃除や洗濯は毎日できなくてもすぐに困ることは稀ですが、料理と食器洗いは基本的に毎日しなくてはなりません。
しかし、子どもの世話に多くの手間がかかる乳幼児期は食事すらままならないということも多く、日常の家事がかなりの負担となってしまいます。
食器洗い乾燥機があると、家事の手間を減らせるだけではなく、節水にもなります。手洗い用の洗剤よりも漂白や殺菌力の強い洗剤と高温のお湯を使うため衛生的で、赤ちゃんにも安心です。
スマートキー
玄関ドアをスマートキーにすると、抱っこや荷物で両手が塞がっているときでもカギを取り出さずに玄関をロックしたり解錠できます。急いで家を出るときなどの締め忘れ防止になるほか、ピッキング被害防止にもなる防犯性の高さも魅力です。
まとめ
このほか、タッチレス水栓やIHクッキングヒーター、ダブルボウル洗面台、トイレ内手洗い器など、子育て世代向きのオプションはたくさんあります。
オプションをつけると便利かもしれませんが、つけると費用がかさんでしまいますので、子どもの年齢や性別、ライフスタイルなどを参考に吟味してオプションを選ぶとよいでしょう。