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エアコンの室外機が家の真ん前で見栄えが悪い…。新築時に考えておきたい各種配管、室外機などの位置。

意外に目立つ室外機

外壁の色や窓の形、サッシの素材などにこだわりぬいて理想の外観を作った家なのに、エアコンやエコキュートなどを設置したら室外機が目立って見栄えが悪くなってしまったということがあります。

しかし、エアコンをはじめとした住宅設備は快適な生活を送るためには欠かせないため、設置しないというわけにもいきません。どうすれば外観を損ねることなく室外機などを設置できるでしょうか。

設置場所の条件を確認する

エアコンの室外機やエコキュート、太陽光発電システムのパワーコンディショナーなどは、屋外に置くことから丈夫に作られてはいるものの、基本的には「精密機器」です。

そのため、スペースがあればどこにでも設置できるというわけではありません。

例えば、エアコンの室外機であれば「日光や雨が直接当たらない」「水平に設置できる」「通気性がよい」という条件を満たしていることが重要となります。

外観を損ねてしまう場所、目立つ場所に設置してほしくないという場合は、まず設備を設置する場所の条件を確認し、設置に適した環境を整えておくとよいでしょう。

置き場所を考慮した間取りを計画する

エアコンの室外機は室内機と近い場所に設置するのが一般的です。離れた場所に設置することもできますが、室内機と室外機を繋ぐ配管を長くする必要があり、配管が目立ってしまったり、配管を通る間に温度が変わって冷暖房効率が悪くなったり、設置工事費が高くなったりします。

間取りを計画する際は、設置に適した環境で外観を損なわない場所に置けるよう考慮して計画を立てるとよいでしょう。

フェンスなどで隠す

土地の形状や間取りの関係上、正面から見える位置に設置しなければならないといった場合はフェンスや植栽などで隠すのもよいでしょう。

たた、フェンスなどを設置することでメンテナンス性や通気性が悪くならないように注意が必要です。

外観に馴染む色を選ぶ

雨どいやエアコンなどの配管は色を選べることがあります。外観に馴染む色を選ぶと目立ちにくくなるので、外壁の色などに合わせて選ぶとよいでしょう。

まとめ

エアコンやエコキュートなどの室外機は設備を利用するためにどうしても設置しなくてはなりません。そのため、外観を損ねることが心配な場合は、できるだけ目立たない場所に置けるよう設計段階から計画する、構造上仕方ない場合は視覚的に目立たないように工夫をするとよいでしょう。

また、室外機などがどこに設置されるか、どのような環境を整えておけばよいかなどは設備に関する知識がないと判断が難しいこともあるため、対策を考えるときは業者と相談しながら計画を立てるとよいでしょう。

 

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