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床の補強、防音など、ピアノルームやコーナーを作る際のポイント4つ。

自宅にピアノを置くために

ピアノの演奏に親しんでいる人はもちろん、子供にピアノを習わせたいと考えている人にとって、自宅でピアノの練習ができる環境は憧れです。しかし、いざピアノを置こうと考えても、どのような準備をすればよいかわからないことも多いのではないでしょうか。

今回はピアノルームやピアノコーナーを作る際のポイントを紹介します。

広さの確保

ピアノには大きく分けてグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノがあり、種類によって大きさや重さが異なります。

もっとも小さい電子ピアノは幅150cm、奥行き60cm程度でリビングの居室の隅などにも置くことができますが、グランドピアノは奥行きが160~230cmほどあるため、ある程度広い空間が必要になります。

グランドピアノの場合、人が歩くスペースや楽譜などを収納する棚を置くスペースなども考慮すると、四畳半では手狭に感じるかもしれません。

アップライトピアノは幅・奥行きともに電子ピアノと同じくらいかやや大きい程度ですが、高さが130cmほどあるので注意してください。

防音施工

ピアノの置き場所などにもよりますが、窓やカーテンを閉めるだけで音が外に漏れるのをかなり防ぐことができます。このほか、ピアノの下にインシュレーターを取り付けたり、防音マットを敷いたりするといった防音対策をしていれば基本的には問題ないといわれています。

しかし、音の大きさの感じ方には個人差があるため、基本的な対策だけでは不足していると感じる人もいます。トラブルになるのをできるだけ避けたいという場合は、防音パネルの設置や二重窓など防音施工をしておくとよいでしょう。

補強はしたほうがよい

建築基準法に定められた床の耐荷重から考えると、ピアノを置くために床の補強はしなくてもよいといわれています。

しかし、ピアノは一度置くと長期間その場所に置かれることになるため、時間がたつと歪みの原因になる可能性もあります。電子ピアノの重さは人間一人分の体重程度なのでそのような心配はないかもしれませんが、アップライトピアノの場合は床を補強しておいた方が無難でしょう。

また、グランドピアノはアップライトピアノよりも重いものが多いため、可能な限り補強することをおすすめします。

搬入口・搬入路を計画

アップライトの場合、ピアノ本体の奥行きが60~70cm程度なので一般的なドア幅、廊下幅であれば搬入可能だといわれています。グランドピアノも搬入の際は脚を外すため、一般的な幅があればよいといわれています。

しかし、幅が狭いと運びにくいのは確かですので、できる事なら幅80cm以上確保できるとよいでしょう。

また、カーブや段差などがあると運びにくく、場合によっては搬入出来ないこともあります。ピアノの置き場所を決めるときは、搬入口から設置場所までカーブや段差がないようにしておくとよいでしょう。

まとめ

小型で軽い電子ピアノは、ライフスタイルに合わせて設置場所を変更することも可能ですが、アップライトピアノやグランドピアノは設置場所の変更が難しいため、ピアノルームやピアノコーナーを作るときは、家の設計段階で生活動線などをしっかりイメージして置き場所を決めるましょう。

 

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