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書斎の場所はどこがいい?エアコンは要る?使い勝手のよい書斎作りのためのポイント4つ。

居心地のよい書斎が欲しい

新型コロナウイルスの影響もありテレワークが推進される昨今、自宅で仕事をする機会が増えたという方もいるのではないでしょうか。

しかし、いざ家で仕事をしようと思っても仕事にちょうどよい空間がない、何となく集中できないなどで悩む方も少なくありません。

また、一人でのんびり読書や趣味に没頭できる空間が欲しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

注文住宅を立てるなら、仕事や趣味、読書をのための「書斎」を作ってみてはいかがでしょうか。

今回は使い勝手のよい書斎作りのためのポイントを紹介します。

オープンかクローズか

書斎には大きく分けてオープン形式とクローズ形式があります。

カウンターなどの家具を使って半個室、あるいは仕切りがない状態のオープン形式の書斎は、メイン空間と空調などを共有できる、家族の気配を感じられるといったメリットがありますが、プライバシー性が低くなる、集中しにくいといったデメリットがあります。ただし、オープン形式でも「二階廊下の突き当り」「寝室の一角」など、人があまり出入りしない場所を選べば集中しやすい書斎になります。

クローズ形式の書斎はプライバシー性が高く集中しやすい環境ですが、狭すぎると圧迫感が出て居心地が悪いと感じることがあります。オープンタイプの書斎よりも広めの空間が必要になる、照明などが必要になるのでコストが高くなるといったデメリットもあります。

書斎を作るときはまず、どのような空間にしたいかをイメージして位置と形式を決めるとよいでしょう。

書斎の広さ

大型の本棚を置いて本をたくさん置きたいというときはある程度の広さが必要ですが、パソコンで少し作業をするだけ、机と椅子と小さな本棚だけ置きたいという場合は1畳程度あれば十分かもしれません。机をいくつ置くか、どのような配置にするかなども重要なポイントです。椅子の後ろには75cm程度のスペースがないと使い勝手が悪くなるため注意が必要です。

書斎の広さは「何を・どのくらい置くか」「何をするか」を具体的にイメージし、レイアウトに合わせて決めましょう。

空調設備は広さや形式、換気の状態で決める

オープンタイプの書斎でメインの空間と全く区切られていない場合、書斎のために空調を設ける必要はないと言えますが、廊下の突き当りを書斎にした場合や、家具などで区切った場合、個室にした場合などは空調がないと過ごしにくくなる可能性があります。

しかし、1畳や2畳程度の小さな書斎の場合は、エアコンを取り付けると圧迫感が出るなどのデメリットがあります。そもそもスペース的に取付できないといったこともあるでしょう。広い個室タイプの書斎であればエアコンを設置してもよいですが、小さな書斎の場合は扇風機やヒーターなどで補えないか検討してみましょう。

窓がなく換気ができない、空気がこもりやすい構造になっている場合は、ガスや石油ではなく電気のヒーターが適しています。

コンセントの数は多めに

書斎にはそれほど多くのコンセントは必要ないように感じるかもしれませんが、空調、照明、パソコン、オーディオ、充電器など、意外と多くのコンセントが必要になります。想定している使用法ではそれほど必要ないと感じるかもしれませんが、余裕をもって多めに着けておくと書斎の用途が広がります。

まとめ

使い勝手のよい書斎を作るためには、どのように使うかを具体的にイメージしながら計画することが重要です。小さな書斎の場合は、家具のレイアウトなども併せて検討するとよいでしょう。

 

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