一覧に戻る

生活に「和」を取り入れる。畳スペースの魅力とは。

生活に「和」を取り入れる畳スペースの魅力をご紹介します。

リビングに「畳スペース」

イスとテーブルでの生活が一般的になった近年、和室のニーズは減少傾向にあります。

しかし近年、生活の一部に「和」の要素を残しておきたいという方も多く、リビングの一角に畳を敷いた「畳スペース」がある間取りの人気が高まっています。

畳スペースにはどんな魅力があるのでしょうか。

 

子どもの遊び場所

フローリングの床と畳の大きな違いは、なんといっても「硬さ」です。

畳はフローリングに比べて柔らかく、防音性に優れているため、小さな子どもが転んでも怪我をするリスクが少なく、飛び跳ねても音が気になりにくいというメリットがあります。

ヨガスペースとしても活用できます。

 

気軽に寝転がることができる

フローリングは吸湿性が低いため、寝転がると体が床に貼りついて不快な気分になります。フローリングに寝転がるということ自体に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

一方、吸湿性に優れた畳は、湿度が高い梅雨や夏でもサラッとしているため、寝転がっても不快感を感じずにすみます。

また、和室では布団を敷いて寝るということから寝転がることへの心理的抵抗もないため、気軽に寝転がることができます。

 

仕切りをつけて多目的ルームに

畳コーナーを引き戸やロールスクリーンなどで仕切ると、来客時も人目を気にせずアイロンがけをできる家事スペースや、赤ちゃんの授乳やおむつ替えスペースなどに使うことができます。

また、3畳であれば布団1枚、4畳半であれば布団2枚を敷くことができるため、簡単なゲストルームとしても活用できるようになります。

 

「小上がり」のある畳コーナーなら収納スペースも増やせる

畳コーナーを床より30cm程度高い「小上がり」にすると、畳コーナーの下に引き出しや棚をつけて収納スペースを増やすことができます。

さらに、小上がりにすることで「掘りごたつ」を作ったり、畳コーナーをベンチとして使ったりできるのも魅力です。

空間アクセントとしての効果も高く、メリハリのある部屋を作ることができます。

ただし、小上がりがあると赤ちゃんや幼児が転落するといった事故が起こる可能性もあるほか、段差が高くて使いづらいと感じることもあるため、転落防止やステップ取り付けなどの対策が必要になるかもしれません。

 

まとめ

リビングに畳コーナーを作ると、フローリングにはない畳ならではの魅力を味わうことができます。

また、部屋の一部を「別の空間」として切り取ることにより、リビングでありながらリビングとは別の部屋として機能させることができるのも魅力の一つです。

生活に「和」を取り入れる畳スペースがある注文住宅をご希望の方は、弊社にご相談ください。

 

そのほかの「よくある質問」はこちら