外壁で人気が高いサイディングの魅力とは?
外壁で人気が高いサイディングの魅力をご紹介します。
家の外観は壁で決まる
家の外観はフェンスやアプローチなどの外構の形や色などでも印象が変わりますが、なかでも家の外壁は、外観の印象の8割を決めるといわれています。
外壁には大きく分けて「モルタル」「タイル」「サイディング」「セラミック外壁」などがあり、どの外壁を選ぶか悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
今回は外壁のなかでも人気が高い「サイディング」の魅力を紹介します。
外観の劣化が少ない
壁にボードタイプの壁材を貼っていく施工方法になっているため、モルタルのように経年劣化でひび割れが起きるという事はありません。
さらに、表面に耐水、紫外線吸収などの塗装を行うことにより水や紫外線による劣化を起こしにくくすることができますので、外壁が色あせにくいというのも大きな魅力です。
メンテナンス期間はサイディングの種類によって異なりますが、モルタルに比べるとメンテナンスの間隔は長めとなります。
素材の種類が豊富
サイディングは壁にパネルを貼り付けるという工法ですので、さまざまな素材を壁材として使用することができます。
もっとも人気があるのは、セメント質と繊維質を主な原料として、板状に形成した「窯業系(ようぎょう系)サイディング」です。
密度が高く硬いため、耐震性・耐火性・遮音性に優れており、比較的価格が安いという魅力があります。
このほか「金属系サイディング」「木質系サイディング」「樹脂系サイディング」などがあり、それぞれ異なった特徴と魅力を備えています。
デザイン性の高さ
サイディングはボードの表面にさまざまな印刷を行ったり、表面の形状を加工したりすることでさまざまな風合いや色調を表現することができます。
例えば、レンガを積んだ石積み調のデザインを持った金属系サイディングやがあります。
レンガの建築は上品で美しい外観を持っていますが、一般的にレンガは耐震性が低めでコストも高くなります。
しかし、サイディングを使えばコストを抑えながら耐震性の高いレンガ風の家を作ること可能です。
なかでも、人気の高い窯業系サイディングはデザインが3000種類以上あるともいわれているため、機能性を損なわず自分好みの外観を作ることができます。
まとめ
デザインを重視して選びがちな外壁ですが、外壁は工法ごとに機能性やメンテナンス性の違いがあります。
そのため、デザインとしてモルタル外壁を選びたいけれどメンテナンス性に不満があるなどの問題が起こることがあります。
しかし、サイディングであればモルタル調の外観を作りながら、モルタルがもつデメリットを受けることがありません。
注文住宅の外壁のデザインと機能で悩んだときは、弊社にご相談ください。