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リフォーム業者の探し方・選び方と気を付けたい注意点2つ

リフォームが必要な時

人生で最も高価な買い物といわれる「家」は、一度買えばそれでおしまいというわけではありません。新築から十年以上たつと外壁や屋根が傷んだり、お風呂やキッチンなどの設備が故障したり古くなって美観を損ねたりします。子供の成長や高齢化によって必要な設備や環境が変わることもあるでしょう。

こんなとき、リフォームをすると低下した機能を補ったり、必要な環境・設備を整えることができます。しかし、リフォーム業者はどのように探し、どう選べばよいのでしょうか。

リフォーム業者の探し方

リフォーム業者と一言にいっても、壁紙の張り替えや水回り設備の交換修理などを中心に行っている業者から、増改築やリノベーションといった大掛かりなリフォームを中心に行っている業者、外壁や屋根の塗装を専門的に行っている業者などさまざまな業者が存在します。

そのため、業者を探すにはまず「どのようなリフォームをしたいか」を明確にする必要があります。

たとえば、洗面所をリフォームする場合、「洗面台の交換」だけであればホームセンターに依頼すれば対応してもらえることがありますが、「洗面台の交換と壁紙・床の張替え」となると対応できない可能性が高く、「洗面所の間口を広げて面積も広くする」といった場合はまず対応できません。

リフォーム業者を探すときは、電話帳やインターネットなどから探す方法、チラシやタウン誌などから探す方法、知人などに紹介してもらう方法などがあります。住宅メーカー、工務店、リフォーム専門業者、ホームセンターなどさまざまな種類がありますので、リフォームの内容と規模にあった業者をいくつかピックアップしてみましょう。

リフォーム業者の選び方

リフォーム業者を選ぶとき、まず確認すべきことは「自分が求めている工事に対応できるか」です。

たとえば、電気工事が必要になるリフォームは電気工事士がいなければ工事ができません。壁紙の張替え、設備交換、塗装などの場合は希望する商品や工法に対応しているかも確認しましょう。

また、その業者が信頼できるかどうかも業者選びの重要なポイントとなります。創業年数、施工の実績、口コミでの評判、業界団体に加盟しているか、技術認定を受けているかなどをチェックするとよいでしょう。

希望する工事に対応可能で信頼できそうな業者をいくつか選んだら相見積もりを行い、費用や施工にかかる期間など、希望にあう業者を選んでください。

選ぶときの注意点

悪質な業者を避ける、後のトラブルを避けるためにも、リフォーム業者を選ぶときは以下の二つに注意しましょう。

 

【見積書が詳細かどうか】

見積書に書かれている費用の内訳がしっかり書かれておらず「工事一式」のように書かれている場合は注意が必要です。そのように書いている業者がすべて悪質だとは限りませんが、追加工事が必要になったと言われて高額を請求されるなどトラブルになる可能性があります。

 

【質問への対応】

見積内容などの質問に誠実に答えてくれるかどうかも重要です。答え方が不明瞭であったり不誠実な業者は避けたほうが無難でしょう。

まとめ

リフォーム業者を選ぶときは、どのような工事をしたいかをまず決め、その内容と規模に合った業者を探しましょう。

また、費用も大切ですが、費用が安いという理由から不誠実な業者や信頼できない業者に依頼すると不安が残る結果になるかもしれません。不具合などがあった場合、追加工事で費用がかえってかさむこともあるので、費用は多少かかっても信頼性が高い業者を選んだ方がよいでしょう。

 

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