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在宅勤務(リモートワーク)に最適なワークスペース作りのためのポイント5つ。

快適なワークスペースを作る

新型コロナウイルス感染症の流行以来、会社ではなく自宅などで仕事をする在宅勤務・リモートワークをする方が増えました。リビングやダイニングで仕事することも可能ですが、生活と仕事の境界があいまいになることでストレスを感じたり、集中できなくて能率が下がったりすることがあります。家の中に専用のワークスペースがあれば、生活と仕事のメリハリをつけることができ、集中して取り組むことができます。

今回は、快適なワークスペースを作るためのポイントを紹介します。

他の部屋との位置関係

ワークスペースを家のどこに作ればよいかは、どのような環境でどのように仕事をしたいかによって変わります。

例えば、子供やペットの様子を見ながら仕事をしたいという場合、リビングとワークスペースを仕切りなどで区切って作る半個室型や、リビングと繋がった大きな窓つきのワークスペースが適しています。

一人で静かに仕事をしたいという場合は、寝室など、人の利用が少ない部屋の近くがよいでしょう。

トイレやキッチンなどから遠いと不便ですが、近すぎると音や気配が気になって集中できない可能性があります。

必要な設備が使えて、自分が求める環境に合った場所にワークスペースを作りましょう。

防音性

生活音や家族の話し声、車や電車の音などがあると集中の妨げになります。

特に、広い道路や線路、学校などの近くに住んでいる場合や、リビングの近くにワークスペースを作るときは防音性を重視するとよいでしょう。

普段静かな環境の場所でも工事などで大きな音がすることがあるので、窓の防音性を高めるなどしておけば安心です。

空調設備

ワークスペースを作るときに意外と忘れがちなのが空調設備です。

暑さや寒さは仕事のパフォーマンスを下げるだけではなく、風邪や熱中症なと身体の健康を損ねる可能性がありますので、ワークスペースには空調を設置しましょう。ただし、リビングと繋がった半個室型ワークスペースなど他の部屋と空調を共有できる場合、個別の空調設備は必要ないかもしれません。

換気用の窓

仕事専用の空間であるワークスペースは、仕事道具や書類用の収納とデスクのみで作られたコンパクトな空間になことが多いため、換気が悪く熱や湿気がたまりやすくなります。換気できるよう換気用の窓を作っておきましょう。

ただし、窓を作る時は方角に注意が必要です。南向きに窓を作ると部屋が暑くなりやすく、西向きに作ると西日が眩しく感じることがあります。このようなときは窓の大きさや高さを調節したり、ブラインドなどを取り付けたりしましょう。

レイアウトとコンセントの数

ワークスペースを作るときは、室内のレイアウトを具体的にイメージしてドアタイプや窓、コンセントの位置を決めましょう。

特に、窓とデスクの位置関係はパソコンの画面が見にくい、手元に影ができるなどの問題に繋がるため、しっかり検討しておく必要があります。

また、ワークスペースではパソコン、プリンター、そのほかの機器、予備の暖房器具など電気製品をよく使うためコンセントの数は多めにしておくとよいでしょう。

まとめ

リモートワークをするのは今だけだからワークスペースは必要ないと考える方もいるかもしれませんが、使わなくなったワークスペースは書斎や趣味の部屋として利用できます。

また、働き方が変化して今後はリモートワークがより増える可能性もありますので、自分の好みに合った快適なワークスペースを作っておくとよいでしょう。

 

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