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せっかくの新築一戸建てなら、お庭で野菜も作ってみたい。家庭菜園コーナーを作る際のポイント5つ。

家庭菜園コーナーを作る

近年、食の安全や食育への関心の高まりから家庭菜園が注目を浴びています。家を新築するなら庭などに家庭菜園コーナーを作りたい方もいるでしょう。

しかし、実際に家庭菜園コーナーを作ろうと思っても、どのように作ればよいかわからないということが多く、作ったのは良いけれど活用できなかったということも少なくないようです。

では、家庭菜園コーナーを作る際、どのようなポイントを意識すればよいでしょうか。

なにを・どのくらい・どのように作るか

家庭菜園コーナーを作るときは、「なにを・どのくらい・どのように作るか」をある程度具体的にイメージしましょう。

野菜を育てるには意外と広いスペースが必要です。例えば、ミニトマトを育てる場合、幅1m程度の畝を立てて35~40cmの間隔をあけて株を植え付けます。1m×2mもあれば株をたくさん植えられるだろうと思っていても、実際に必要なスペースから計算すると、植えられるのは4株程度です。

ミニトマトは一株につく実が多いので4株植えれば食べきれないほどになるかもしれませんが、基本一株あたり一本しか実を育てないトウモロコシなどの作物であれば収穫量はぐっと少なくなります。

また、化成肥料を使わず自宅で堆肥を作って有機農法に挑戦したいという場合は、片隅などにコンポストなどの設備を置くスペースも必要です。

 日当たりのよさ

日陰を好む野菜もありますが、植物は基本的に日当たりが良い場所を好みます。日当たりの悪い場所では野菜が十分育たないので、家庭菜園コーナーを作るときは日当たりのよい場所であるかどうかも意識しましょう。

家・道路・水道とのアクセス

家や道路、水道設備とのアクセスが良いことも重要なポイントです。家とのアクセスが悪いと世話や収穫などの作業がしづらく、家庭菜園コーナーがデッドスペース化する可能性があります。

また、家の中を通らなくても購入した土や苗を家庭菜園コーナーまで直接持ち運べるようにしておくことも重要です。大きな土の袋などを持ち運ぶことを考慮して距離を短くしたり、台車などが使えるよう整備しておくとよいでしょう。収穫した野菜や使用した道具を洗うための水道設備も必要です。使いやすい位置に設置しましょう。

広さと深さ

何をどの程度作るかある程度イメージすると、必要な家庭菜園コーナーの広さと深さをイメージすることができますが、実際に作るときは大きめに作っておくとよいでしょう。広さと深さがあると育てられる作物の幅が広がるだけではなく、連作障害も起きにくくなります。

増築などの予定の有無

将来的に増築などをする予定がある場合、作業動線の邪魔になったり、増築のために潰したりしなくてもよい場所に家庭菜園コーナーを作る必要があります。

まとめ

広い家庭菜園コーナーがあると楽しみは増えますが、広くなるほど世話や手入れの手間が増えます。家庭菜園をする人の年齢やライフスタイルなども考慮して計画を立てるとよいでしょう。

 

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