太陽発電パネルをつけるなら、蓄電池も？新築時に家庭用蓄電池をつけるメリット3つ。
家庭用蓄電池は必要？
新築の家に太陽光発電パネルを設置するときに悩むのが家庭用蓄電池の導入です。太陽光発電パネルでつくった電力は蓄電池がなくても使用できるため、家庭用蓄電池がなくても特に問題は感じない、高いコストをかけるメリットを感じないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、家庭用蓄電池があると得られるメリットもあります。今回は家庭用蓄電池をつけるメリットを3つ紹介します。
購入する電力を減らすことができる
太陽光発電パネルは太陽の光を使って発電するため、天気が悪い日や夜間は発電量が減ったり、発電できなくなったりします。電気の使用量が発電量を上回っていると、電力会社から電力を購入して賄わなくてはなりません。
しかし、家庭用蓄電池があると電気を溜めておくことができるため、昼間充電しておいた電気を夜間使用するなど、発電量が少な日や発電できない時間帯の電力を賄うことができます。
全てを賄うことはできないとしても、電力会社から購入する電力量を減らすことができるため、光熱費削減に繋がります。
災害対策になる
地震や台風などの災害時に停電が起こると、電力会社から電気を購入している家庭では電気を一切使用できなくなります。太陽光発電パネルを設置していれば発電可能な時間帯は電気を使用することができますが、夜間は電気を使用できません。
しかし、家庭用蓄電池があると停電が起こっているときや夜間でも電気を使用することができます。電気を溜めているということから精神的な余裕も得やすく、災害時の不安軽減にもつながります。
電気自動車と相性がよい
近年のエコブームもあり、徐々に普及している電気自動車ですが、充電スポットなどはまだ少ないため自宅で充電するのが一般的です。ライフスタイルなどによって違いはありますが、充電するのは自動車を使用しない夜間であることが多く、太陽光発電パネルしかない場合は電力を買って充電に当てる必要があります。
しかし、家庭用蓄電池があれば、昼のうちに充電しておいた電力を自動車に充電することができるため、電気自動車のランニングコストを下げることが可能です。
まとめ
家庭用蓄電池をつけると様々なメリットを得ることができますが、設置場所や導入費用、メンテナンス費用などのデメリットもあります。また、蓄電池を設置したことで電力の残量が気になってストレスを感じるという方もいるようです。
現在の電力使用状況やライフスタイルなどを考慮して、設置を検討してみてはいかがでしょうか。