住宅の土地探しは、どのような方法がありますか?
住宅の土地探しの方法をご紹介します。
土地探しの方法は大きく分けて4つ
建売住宅の場合、土地と住宅がセットになっているため、土地を自分で探す必要はありませんが、注文住宅は建物と土地が別になっているため、基本的に土地探しが必要になります。
しかし、土地を買うということは人生にそう何度もあることではないため、具体的にどうやって探せばいいかわからないという人がほとんどではないでしょうか。
アンケートによると、実際に土地を購入して注文住宅を建てた人の土地の探し方は、大体4つに分けることができます。
探し方1:不動産情報サイトから探す
賃貸住宅や中古住宅の情報を掲載している不動産情報サイトでは、住宅建設用の土地の情報が掲載されていることがあります。
エリアや広さ、価格などで検索がしやすいほか、写真や地図も掲載されており、その土地の雰囲気や位置を確認しやすいだけではなく、パソコンやスマートフォンを使って自分の好きな時間に調べることができるというメリットがあります。
また、サイトによっては探している条件に合う土地の情報が入った場合、メールなどで通知してくれるサービスもあり、利便性が高いのも魅力です。
ただし、サイトによって情報量が大きく違うことや、地域によっては情報が極端に少ないなどのデメリットもあります。
探し方2:希望エリアにある不動産屋に行って探す
個人経営でやっている地域密着型の小さな不動産屋の場合、インターネットや不動産情報誌などに情報を掲載していないことも多く、掲載していてもごく一部でしかないこともあります。
家を建てたい地域の不動産屋で土地を探すと、雑誌やネットでは見つけることができなかった情報に出会える可能性があるほか、地域の下見にもなり、住んでからの生活をイメージしやすくなります。
持っている情報は店舗ごとに異なるため、複数の不動産屋に依頼して土地を探すと、よりよい土地に巡り合える可能性が高まります。
探し方3:工務店やハウスメーカーに依頼する
家を建ててもらう予定の工務店が建設予定のエリアにある場合、工務店に土地探しを依頼すると、つながりのある不動産屋の土地を紹介してもらえることがあるほか、住宅建築だけではなく土地の販売も手掛けているハウスメーカーであれば、業者が所有している土地を紹介してもらうことができ、土地の販売を行っていない場合はそのエリアの不動産業者と連携を取って土地を探してくれます。
希望エリアの不動産屋に行って探す
方法と似ていますが、工務店やハウスメーカーを仲介して土地を探した場合、店頭などに出る前に情報を流してもらえることが多く、個人で依頼したときは情報の存在すら知らないうちに買われてしまう「優良物件」に出会えるかもしれません。
探し方4:自分の足で探す
希望エリアを徒歩や車で巡回し、更地や空き地を探す方法は、実際の土地や周囲の環境を知ったうえで土地を決めることができるため、よい土地に出会える確率が高い方法です。
ただし、希望エリアが現在の住居や勤務地から遠い場合は探しに行くことが難しい、探す範囲が広すぎると地域を見回りきれず、狭すぎると土地が見つからない、見つけた土地の所有者が分からないときは自分で情報を集めなくてはならないなど、多くの手間と時間がかかってしまいます。
まとめ
このほか、希望エリアのWEBサイトから「保留地」「区画整理」で情報を検索する、自分で更地にすることを前提に「中古住宅」を探す、銀行や税理士などの知人に相談する、競売物件を探すといった方法もありますが、いずれの場合も良い土地に出会えるかどうかは運の要素が強いため、じっくりと粘り強く探すのがコツです。
注文住宅の土地探しでお困りの方は、弊社にご相談ください。