風も光も自由自在に取り込む、スリットシャッターとは？外付けブラインドとは何が違う？
スリットシャッターとは
スリットシャッターとは窓の外側に取り付けるシャッターの一種です。一般的にシャッターというと薄い一枚の金属で窓の全面を覆う構想をしていますが、スリットシャッターはスラットと呼ばれる板状のパーツが連なった構造となっています。
上下に動かして開閉するタイプと、カーテンのように横に動かして開閉するタイプがあり、横に動かすタイプはスライドスリットシャッターとも呼ばれます。
また、スリットシャッターはスラットが横向きですが、スライドスリットシャッターはスラットが縦向きになっており、タイプごとに異なる雰囲気を楽しむことができます。
外付けブラインドとの共通点
スラットが連なったスリットシャッターの構造は外付けブラインドと基本的に同じで、いずれもスラットの角度を調節する機能が付いています。スラットを完全に閉じているときは一般的なシャッターのように風や光を遮断することができますが、スラットを開くことでシャッターを閉じたまま風や光を取り込むことができます。
また、スラットの角度を調節することで風や光が入る量を調節できるだけではなく、外からの視線を防ぐことができるため、プライバシーを守りながら自由に換気を行うことができます。
防犯性と断熱性に優れている
スリットシャッターは室内側からスラットの動きをロックできる機構がついていますが、外付けブラインドには付いていないことがほとんどです。
また、スリットシャッターは閉じた時の隙間が少なく、外付けブラインドよりも断熱性が優れています。
さらに、外付けブラインドのスリット調節は基本的に手動で、調節のために窓を開けなくてはなりませんが、スリットシャッターのスラット調節は電動が基本です。窓を開ける必要がないため、室温が変化したり雨が降りこんだりしません。
サイズや色の種類はやや少ない
防犯性や断熱性に優れるスリットシャッターですが、色やサイズのバリエーションは外付けブラインドに比べるとやや少ないのが現状です。そのため、スリットシャッターを取りつけたくても外観イメージに合わない、窓のサイズに合わないということがあります。
まとめ
現在は色やサイズの選択肢がやや少ないスリットシャッターですが、新しいデザインや機能を持った製品が各メーカーで開発されており、今後はバリエーションが増えていくと予想されます。シャッター、雨戸選びの候補の一つとして検討して見てはいかがでしょうか。