クローゼット、パントリー、ウォークインタイプの玄関が人気の理由
クローゼット、パントリー、ウォークインタイプの玄関が人気の理由をご説明します。
クローゼット、パントリー、ウォークインタイプの玄関の人気の理由
注文住宅の一番の魅力は、家族構成やライフスタイルに合った間取りを造れることです。
中でも最近、クローゼット、パントリー、ウォークインタイプの玄関を取り入れる人が増えています。
クローゼット
衣類や雑貨を収納するスペースとして利用されるクローゼットは、コートやスーツなどを吊るして収納できるほか、空いたスペースにカラーボックスを置いて小物などを収納できます。
壁面タイプのクローゼットは、扉を鏡張りにすることで収納と姿見を兼ねることができ、一見して収納スペースには見えないデザインにすることで、室内をすっきり見せるなど、さまざまなメリットがあります。
また、最近は中に入って歩けるスペースのあるウォークインクローゼットの人気も高まっています。
ウォークインクローゼットは、壁面タイプのクローゼットに比べて収納スペースが大きいため、普段着を全て収納でき、大型のトランクなども収納できます。
浴室の近くに設置すれば、入浴後の着替えをスムーズにでき、玄関に近いところに設置すれば、来客のコートを預かるときなどに便利です。
パントリー
パントリーは、食料庫や貯蔵庫とも言われる収納スペースのことを言います。
冷蔵庫や冷凍庫とは違い、常温での保存スペースとなるため、収納できるものはパスタ、スパイス、小麦粉、未開封の調味料やアルコール類などに限定されます。
しかし、これらの食料品を「買い置きしておきたい」「一度にたくさん購入したい」という人におすすめです。
クローゼット同様、壁面タイプのパントリーもありますが、人気が高いのはウォークインタイプのパントリーです。
玄関とキッチンの両方から利用しやすい位置に設置することで、飲料ケースや野菜の箱など、重いものも搬入しやすくなります。
ウォークインタイプの玄関
これまで、玄関の収納といえば玄関スペースに下駄箱を置くか壁面が下駄箱になっているのが主流でしたが、最近は靴を履いたまま入れるウォークインタイプのクロークがついた玄関の人気が高まっています。
従来の下駄箱での収納は、家族が多いと靴を収納しきれないことが多く、長靴やブーツなど、高さのある靴を収納できないことがデメリットでした。
しかし、ウォークインタイプの玄関の場合、収納スペースがたっぷりあるため、玄関をすっきりと片付けることができます。
また、子どもの三輪車やバギー、洗車道具、レインコートなど、外で使うものを収納できるのも大きな魅力です。
まとめ
クローゼット、パントリー、ウォークインタイプの玄関を間取りに取り入れると、分散しがちな収納スペースを1つに集約することができ、部屋の中をすっきりと片付けることができます。それだけでなく、それぞれの空間を活用することで生活をより快適にすることが可能です。
ただし、設置場所や広さによっては、全く活用されないデッドスペースとなってしまうこともあります。クローゼット、パントリー、ウォークインタイプの玄関を間取りに取り入れる時は、動線や利便性をよく考えてから設計することをおすすめします。