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ないと不便?勝手口のメリットとデメリットは何ですか?

勝手口のメリットとデメリットをご紹介します。

 

勝手口をつけるかつけないか

表玄関とは別に、キッチンなどに設置できる勝手口は「あってよかった」という意見がある一方「作ったけれど無駄になった」「思ったより不便で使っていない」という意見もあります。

勝手口を作ると屋外へのアクセスが良くなるため、ライフスタイルの幅が広がるというイメージもありますが、実際にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

メリット1:ゴミや重い荷物の搬出入に便利

勝手口をゴミの集積場にアクセスしやすい場所に設置すると、キッチンの生ゴミなどを持って家の中を移動する必要もなく、すぐにゴミを出すことができます。

勝手口の外にフタつきのゴミ収納ボックスなどを設置すれば、ニオイが気になる生ごみや、回収の頻度が少なくてかさぼりがちなペットボトルなどの資源ごみを仮置きするスペースとして利用できます。

また、駐車スペースにアクセスしやすい場所であればお米やミネラルウォーターなどの重い荷物をすぐに家の中に持ち込むことができます。

 

メリット2:災害時の非常口にできる

地震で玄関を開けることができなくなったときや、火災で玄関から出入りができない場合など、屋外への出入り口が1つしかないと避難が難しくなります。

しかし、勝手口が設置されていると屋外に避難するルートが1つ増えることになるため安心できます。

玄関が面している道路とは別の方角にアクセスできるようになっていれば、玄関側で道路が冠水している、火災が起きているというときも安全に避難できる可能性が高くなります。

 

メリット3:採光性・通気性がよくなる

開口部が1つ増えるため、自然と採光性と通気性がアップします。

ただし、採光や通気のためだけであれば勝手口ではなく窓でも十分なので、採光性や通気性だけを目的に勝手口を設置するのは避けたほうがよいでしょう。

 

デメリット1:防犯面での不安

屋外にアクセスがしやすいということは、逆をいうと「外から侵入しやすくなる」ということでもあります。

一般的に勝手口は、利用時に外部から屋内が見えることを避けるため、道路側に面している場合でも外部からは見通しにくい位置に設置します。そのため、人目につきやすい玄関よりも目立たずに侵入することができます。

また、勝手口は普段の来客が利用する玄関とは異なり、宅配業者や家の住人が利用する「プライベートな出入り口」という意識があるため、施錠を忘れがちであったりドアの作り自体が簡素であることも多い点も防犯上のデメリットといえます。

近年は防犯性の高い勝手口用ドアも開発されていますので、防犯面で不安がある場合はドアを厳重にする、センサーライトなどを取り付けるといった工夫が必要です。

 

デメリット2:近隣との関係性が悪くなることがある

例えば、勝手口の外側にゴミの仮置き場を作った場合、ゴミが発する悪臭などが原因でトラブルが起こる可能性があります。

また、勝手口が隣家の庭などプライベートな空間と隣接している場合は、勝手口を利用するために人の行き来があることでストレスを与えてしまうかもしれません。

ゴミの仮置き場を設置するときは鍵がかかるフタつきの箱にし、いたずら防止や悪臭の拡散防止に務め、景観が悪くならないようこまめに掃除する必要があります。

さらに、人の出入りでストレスを与えないような位置に設置する、人影が気にならないよう目隠しを設置するなどの工夫をするとよいでしょう。

 

デメリット3:防寒性が下がる

開口部が増えて通気性がアップする反面、断熱性が下がるため部屋の温度が低くなってしまいます。

足元が冷えるキッチンは使うことにストレスを感じるほか、脱衣洗面所に勝手口を設置した場合は室温が極端に冷え込み、浴室との温度差で起こる「ヒートショック」の発症リスクを高めてしまいます。

 

デメリット4:空間が狭くなる

勝手口を設置すると、勝手口の前は出入りをするときのために棚などを置くことができず、十分な収納を確保するためにほかの空間を圧迫してしまうことがあります。

また、屋外用のサンダルなどを置いておける「土間」を作った場合は土間の分だけ床面積が減少することになり、利用できる空間はさらに狭くなります。

段差ができるため、コンロやシンクなどの作業動線に近すぎると転倒などの原因になることもあります。

 

まとめ

勝手口は「設置すれば便利」というものではなく、屋外から見た勝手口の位置と設置する部屋、屋内のレイアウトなどの関係性によって便利に使うことができる出入り口です。

設置するときは「あるほうが便利そうだから」という漠然としたイメージで作るのではなく、周囲の状況や家の間取りをよく吟味してから計画してください。

また、設置しなかったからといって極端に不便を感じるというものでもありませんので、メリットを感じないのであれば無理に設置する必要はありません。

 

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