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建てた後に後悔しないため、あったら便利!コンセント設置のおすすめ場所、位置5つ

建てた後に後悔しないコンセント設置のおすすめ場所と位置を5つご紹介します。

家づくりで後悔しやすいのは「コンセント」

テレビ、洗濯機、冷蔵庫といった家族で使う家電製品だけではなく、スマートフォン、パソコンなど、個人で使用する家電製品が増えた近年、家を作った後に「コンセントが足りない」といった不満を感じるケースが増えています。

今回は、テレビや冷蔵庫といった大型家電用のコンセント以外に設置しておくと便利な場所を5つご紹介します。

 

パソコンスペースや書斎スペース

パソコンや書斎として使うスペースには、多めにコンセントを設置しておくことをおすすめします。

パソコン本体、プリンターや外付けハードディスクなどの周辺機器、ライトなど、デスク周りでは多くの電気製品を使用します。

コンセントの位置は低い位置ではなく、デスクの天板と同じくらいの高さになる80cmくらいの高さにすると、コードが床を這いまわるということがないため、ウッカリ足を引っ掛けてパソコンが落下する、プラグが抜けてしまうといったことを防ぐことができます。

 

キッチンシンクや調理台

キッチンでハンドミキサーなどの調理家電を使うとき、シンクや調理台から離れた位置にコンセントがあるとコードがキッチンを横断する形になってしまいますので、コードに引っかかって食材を落としてしまったり、ケガをする危険性があります。

シンクや調理台にコンセントを設置しているとコードに引っかかる心配もなく、安心して料理することができます。

また、タブレットやスマートフォンでレシピを確認したり、動画を見ながら料理をしたいというときも、充電しながら家事を行うことができます。

 

収納スペース

ウォークインクローゼット、ウォークインシューズクローゼット、屋根裏収納、掃除用具の収納スペースなど、収納スペースは居住空間ではないため、コンセントは必要ないと考える方もいますが、収納スペースにコンセントがあると、ウォークインタイプの収納では掃除をするときや冷暖房器具を設置するときに便利なほか、掃除用具の収納の場合はコードレスタイプの掃除機を充電することもできます。

収納スペースにコンセントを設置するときは100cm程度の高い位置に設置すると、荷物を置いても前が塞がりにくいため使いやすくなります。

 

庭やカーポート

庭やカーポートにコンセントがあると、高圧洗浄機等を使うときはもちろん、防犯のためにセンサーライトを取り付けるときや、クリスマスシーズンにイルミネーションを飾るときにも使うことができます。

屋外用のコンセントは下からプラグを差し込むことになりますので、屋内用コンセントに多い床上25cmでは非常に使いづらくなります。

胸の高さくらいに設置しておくとプラグを差し込みやすく、コンセントが雪で埋まってしまうという心配もほとんどありません。

 

リビングやダイニングの床

床に取りつける「フロアコンセント」をリビングやダイニングの床に設置しておくと、壁付けタイプのコンセントから離れた位置で電気製品を使うときに便利です。

中でも、リビング、ダイニングが広い間取りの場合は、部屋の中央付近にフロアコンセントがあると重宝します。

ダイニングテーブルの下にフロアコンセントがあると、ホットプレートなどを使用するときに、小さなお子様がコードに引っかかるリスクを減らすことができます。

 

まとめ

コンセントは後から位置を変更したり、増設することができますが、電気工事は資格がないとおこなうことができないため、必ず業者に依頼しなくてはなりません。

そのため、コストがかかってしまうだけではなく、壁の外に配線を引き回さなくてはならないなど、家の美観を損ねることもあります。

家を作るときは、どの場所にどんな家電製品を置くか、どんな電気製品を使うかをイメージして、コンセントの設置場所を決めるとよいでしょう。

 

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