Just another WordPress site

Q&A新築・リフォーム Q&A

トップ > Q&A > 設備 > 住宅購入をする前に、知っておくべき「擁壁」とは?

住宅購入をする前に、知っておくべき「擁壁」とは?

住宅購入をする前に、知っておくべき「擁壁」についてご説明します。

「擁壁(ようへき)」とは

住宅建設のために平坦な土地を作る「宅地造成」では、斜面の一部を切り取ったり、低くなっている部分に土を盛ることがありますが、切り取った部分や盛り土をした部分はそのままでは崩落してしまう危険性があるため、土留めという工事を行わなくてはなりません。

土留めの方法はさまざまですが、「擁壁」と呼ばれる構造物を使った方法が一般的で、宅地だけでなく、河川や山道などにも用いられています。

 

擁壁はトラブルの原因になることがある

地盤が崩れることを防ぐために設置される擁壁は、設置面が公道に向いているときはあまり問題が起こらないのですが、擁壁が隣家の敷地と自宅の敷地を区切るように設置されている、設置しなくてはならない場合は、擁壁の一部が敷地の境界線を越えている、補修が必要になった時の費用負担はどちらがするかといった問題のほか、擁壁に設けられている水抜き穴から流れ出る排水などを巡り、トラブルとなることがあります。

 

擁壁の近くにある物件を購入する前に

購入しようとしている土地や住宅のそばに擁壁がある場合は、購入をする前に擁壁の状態、擁壁の設置場所と敷地の境界、擁壁の所有者を確認してください。

擁壁の一部が越境している場合、新築や住宅の建て替えの際に勝手に撤去することができないため、建築に制約が出てしまう可能性があるほか、補修が必要な擁壁が自分の持ち物でない場合は、適切に管理してもらえるように依頼する必要があります。

また、老朽化した擁壁の補修費用を負担するのは誰か、費用を折半するとしたらどの程度の割合にするかを明確に決め、書面に残しておくと後のトラブルを減らすことができます。

 

擁壁の設置が必要な土地購入の注意点

購入を考えている土地が擁壁を設置しなくてはならない土地である場合は、隣接する土地の所有者と設置場所や補修の際の費用負担について、設置をする前に打ち合わせておくとよいでしょう。

土地の形状や擁壁の形状によっては、自宅敷地内に設置すると利用できる土地面積が大幅に減ってしまうことがありますが、地表に出ない基礎部分だけ越境する、擁壁を境界線上に設置するなど、隣家の協力があれば土地面積を広げることができます。

また、擁壁の上に家を建てるという場合、擁壁の倒壊による家屋の被害を防ぐための制約があり、想定よりも床面積が狭くなるというケースがあるため注意が必要です。

 

 

まとめ

擁壁に関するトラブルを避けるには、隣家との打ち合わせや事前の取り決めを行うことが重要な鍵となります。

打ち合わせや取り決めの際は、不動産業者や土木施工業者などに仲介してもらうとスムーズです。

また、打ち合わせなどに協力的ではない隣家や、明らかに補修が必要な擁壁を放置したままの所有者、そもそも誰が擁壁を所有しているかわからないなど、先々トラブルになることが予想される場合は、購入を見送るという選択肢も視野に入れておくとよいでしょう。

 

そのほかの「よくある質問」はこちら

一覧に戻る

お問い合わせはこちら