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多くの住宅ローンの中から、自分に合ったローンを選ぶポイントを教えてください。

自分に合った住宅ローンを選ぶポイントをご紹介します。

住宅ローンを選ぶポイント

さまざまな金融機関が提供している「住宅ローン」は、金利だけではなく、手数料、返済方法、保証内容など、商品ごとに違うポイントが多く、金利は同じでも総支払額が大きく違うということもあります。

住宅ローンは長期に渡って多額の返済を行わなくてはならず、途中で「借り換え」をするのも手間がかかるため、出来ることなら一度で自分に合った住宅ローンを選びたいものです。

では、具体的にどのような方法で選べばよいのでしょうか。

 

ポイント1:借入額と借入期間

住宅ローンは、借入額や借入期間によって利用できる商品と利用できない商品があり、例えば、借入額が高額になる場合や、返済期間を35年以上かけたいという場合は、選べる商品の幅が少なくなります。

現在の収入と年齢を元に借入額を借入期間を決め、住宅ローンの候補を絞ったあと、月々の返済額をどのくらいに設定するかを考えながら商品を選びましょう。

 

ポイント2:月々の返済額と金利タイプ

小さなお子様がいる場合は成長とともに出費が増えることや、ケガや病気で働けなくなる、収入が下がるといった可能性も考慮して、ある程度余裕がある額になるように月々の返済額を決めると、ローンの金利がどの程度であれば、借入額、借入期間、月々の返済額に収まるかが分かります。

住宅ローンの金利には大きく分けて、金融機関が定めたタイミングごとに金利が見直され、返済額がその都度変化する「変動金利制」と、返済終了まで金利が変化しない「固定金利制」の二種類があります。固定金利は返済プランがたてやすいというメリットがありますが、変動金利に比べると金利が高く、総返済額も高くなってしまうというデメリットがあります。一方、変動金利は金利が安い分、「○年後の返済額」が予想できないというデメリットがあるため、ライフプランや借入期間の長さを基準に選んでください。

また、広告などで「金利○%」「月々の返済額○万円」と表示されているのは、金利が安い変動金利制を使った場合の金利と返済額であることが多いため、固定金利制の利用を考えている人は注意してください。

 

ポイント3:オプションや手数料

住宅ローンには、住宅ローンの一部を繰り上げて払う「繰り上げ返済」の手数料や保証金が無料、ケガや病気で就業できなくなった場合に、住宅ローンの返済ををカバーしてくれるローン返済支援保険に無料で加入できるなど、他の住宅ローンとの差別化を図るため、さまざまなオプションがついている商品があります。

例えば、お金があるうちに繰り上げ返済をどんどん行い、返済期間を早く終わらせたいという人は、金利や月々の負担額は低いけれど繰り上げ返済に手数料がかかるローンより、金利や月々の負担額が少し高くても繰り上げ返済手数料が無料のローンのほうがお得になるケースがあるため、同じ金利タイプで迷ったときはオプションや手数料を比較して選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

ハウスメーカーや工務店で家を建てるとき、業者が提携している金融機関の住宅ローンを勧められることがあります。

業者による紹介の場合、金利が優遇してもらえる、借入審査のハードルが低くなるなどのメリットがあることが多いのですが、必ずその金融機関を利用しなくてはならないというわけではありませんので、住宅ローンシミュレーターや、一括比較サイトなどを活用して、自分に合った住宅ローンを選びましょう。

住宅ローン選びでお困りの方は、弊社にご相談ください。

 

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